こんにちは、しげもん(@shigemon1227)です。
ご家庭で使用できるLCDタイプの光造形機も各社から販売され種類も増えてきました。
Anycubic社のPhotonやELEGOO社のMARSなど、CHITUBOXを使用して動作する機種も多い中、独自のスライサーを持つ機種も登場しています。
いずれの機種を使用する場合でも造形の際はかならずモデルにサポート材を追加する必要があります。
そのサポート材の追加のためだけにCHITUBOXを活用し、サポート材追加後のデータをSTLファイルに書き出す手順を解説します。
基本的な操作方法は以下をご覧ください。
サポート材を追加したモデルデータをSTLファイルに書き出す
CHITUBOXをはじめ光造形用のスライサーではモデルにサポート材を追加後、「モデル+サポート材」が一体になったモデルをSTLファイルに書き出すことができます。
本体にサポート材を追加したあとの様子です。ここからSTLファイルへ書き出します。
メニューより「別名を保存」を選択します。
形式を「stl」に選択後、保存します。
これでサポート材を追加したモデルをSTLファイルに書き出せます。
先ほど書き出したSTLを再度読み込んで確認してみます。
モデルとサポート材が一体になっているのが確認できるかと思います。
※補足…FDM機種ではモデル本体とサポート材(ラフト)部を別データとして認識していますが、光造形ではモデル本体とサポート材の区別はなく一体データとして認識されます。
動画で解説
今回はCHITUBOXにてサポート材付きのモデルをSTLに書き出す方法について説明をしましたが、他のスライサーでも同様の工程が可能です。
状況によって他社スライサーでサポート材追加した方が効率の良い場合もありますので参考にしていただければ幸いです。
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